磁気測定の種類について

磁気測定は大きく分けて2つあります。

①総磁束量(フラックス)の測定

磁石からは強さと方向を持つ磁力線が出ています。
この磁力線を束にしたものが磁束です。

この磁束たちが磁石の周辺に磁界を作っています。

例えば棒磁石の周りに砂鉄を撒くと右図のような模様になるように砂鉄は移動します。

これは磁石から出る磁力線に沿って砂鉄が吸着した現象です。
 
磁束の量が多ければ多いほど強い磁石といえます。
磁束量が多ければ鉄への吸着も強くなります。
 
総磁束量の測定はその磁石全体が持っている磁力を数値化することができます。


②磁束密度の測定

磁石の周辺のある1点を見たときの磁束の密度を測定することで、その位置での磁力の強さをみることができます。

例えば下図のように磁石から出ている磁束を書きます。
磁束の中に赤丸と青丸を付けました。

img03

赤丸や青丸の中の磁束を面積で割った値が『磁束密度』になります。
この2つの丸を比べたとき、赤丸の方が磁束密度が高いことがわかります。

磁束密度の測定はある1点における、磁力の強さを数値化することができます。

総磁束量、磁束密度を身近な物で例えると、、、

日本地図_01



日本の総人口 = 総磁束量
東京の人口密度 = 磁束密度

になります。


マグネット全体の強さを見るなら
総磁束量測定 (フラックス測定)

ポイントでの強さを見るなら
磁束密度の測定

になります。