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技術紹介

磁気ベクトルを正確に捉える

一般的な1軸磁気測定のマグネットアナライザーでは、1方向の磁束密度しか検出することができず、磁気をベクトルでとらえることができません。
また、3軸磁気測定のマグネットアナライザーであっても、1軸の磁気センサを3個並べて3方向の磁束密度を検出する方法では、各センサの位置ズレ、角度ズレが妨げとなり、 高精度な測定はできません。
それらの問題を全て解決した測定器、それが「MTX」です。
MTXは「同位置」における、3方向の磁束密度を同時に検出することができる「1チップ3軸磁気センサ」を搭載し、正確な3次元磁気ベクトル分布をとらえる事ができる、唯一の磁気測定器です。

正しい値だと信頼できる「再現性」

マグネットアナライザーを使用されたことがある方ならすぐにピンとくると思いますが、マグネットアナライザーによる測定は、再現性の低さが大きな問題でした。
「同じマグネットなのに、以前に測ったデータと違う・・・」
そんなことが現在でも当たり前とされています。
その原因は、磁気センサの位置、磁気センサの向きを目視で合わせていたことにあります。
ほんのわずかでもセンサ位置がズレたり、センサの向きが変わると、違う値を検出してしまうのが磁気測定の難しさです。
MTX は、画期的な特許技術により、磁気センサの感磁位置を自動的に検出して位置決めを行う「高精度位置決め機能」と、磁気センサの角度ズレを自動的に検出して補正をかける 「角度補正機能」を搭載。
磁気測定の再現性を飛躍的に向上させました。
「いつ、だれが測っても同じ値。」  再現性の高さは、信頼の証です。

正しい3軸合成ベクトルを捉える3軸磁気センサ

正しい磁気ベクトルを測定する為には、互いに直行する3方向の磁束密度を捉える必要があります。
一般的な3軸プローブでは3個の磁気センサを使用するため、異なる3箇所の磁束密度を検出することになり、正確な3軸測定値を得ることができません。
MTXは、同じ位置における3方向の磁束密度を検出できる特殊な「1チップ3軸磁気センサ」を搭載しており、高精度な3軸測定を実現しています。
加えて、周波数特性・耐ノイズ性を向上させるため、バイアス回路と増幅器を、さらには、温度変化による感度補正用の温度センサをひとつのチップに集積しています。 これにより、磁気センサの温度特性 も±0.01%/℃(typ.)と非常に高い安定性を誇っています。
正確な3軸合成値・磁気ベクトルを測定できる唯一の磁気プローブです。

特許 磁気センサの自動位置決め機能・角度補正機能

高い再現性を確保するためには、機械的な原点と、磁気センサの感磁位置を正確に合わせることと、機械的なXYZ軸の方向に磁気センサのBx,By,Bz軸の方向を正確に合わせることが求められます。
MTXでは、独自の技術で、磁気センサの感磁部を正確に検出し、±0.02mm(typ.)の精度でメカニカル座標の原点へと導きます。 原点から任意の測定位置までは、PC制御によって移動が可能なため、常に高精度な位置決めが可能です。
また、3軸磁気センサの向きを機械的なXYZ軸に対して±0.2°(typ.)の精度で角度ズレを検出し補正する補正機能も備わっており、磁気センサの「向き」も正確に合わせます。
この2つの画期的な機能により、高い再現性を保証しています。

磁場解析・シミュレーションとの比較におすすめ

正しい磁気ベクトル・磁界分布を測定できるMTX-6Rは磁場解析・シミュレーションとの比較に力を発揮します。
一般的なマグネットアナライザーでの測定結果とでは比較が出来ず、お困りの方が数多くいらっしゃいます。



不意の接触によるプローブ破損を抑制

磁気プローブ部に、3次元寸法測定器にも使用される高性能なタッチトリガシステムを搭載しました。
プローブの微接触を高感度に検知すると、全移動軸を緊急停止し、3軸プローブの破損を抑制します。
また、接触を解除すると、高精度に元の位置にプローブを復帰可能なため、センサの位置座標はそのまま維持され、すぐに測定を再開することが可能です。