マグネットアナライザー 3次元磁界ベクトル分布測定装置

1台で円筒形磁石や平面磁石等様々な磁石の測定を可能にしたマグネットアナライザー

アイエムエスのマグネットアナライザーは、着磁された円筒形マグネットや平面マグネットの磁束密度やベクトル分布を自動で測定し、2Dの波形グラフ、各極のピーク値・位置、3Dコンター図を表示・解析、表面磁場・周辺磁場を可視化可能な測定器です。

 

 

高精度マグネットアナライザー_スペシャルコンテンツ

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3次元磁気ベクトル・磁束密度分布を高精度で測定可能な研究・開発向け ハイエンドモデル

磁気センサの位置決め・角度補正を自動化した唯一無二のマグネットアナライザー

マグネットアナライザーとは磁石等から出る磁気・磁束密度の分布を測定できる装置です。
磁気センサを搭載した磁気プローブを高精度で移動制御、測定を行います。

磁気は3次元のベクトルです。
アイエムエスの磁気プローブは「1チップ3軸磁気センサ」を使用しており、3方向の直交する磁束密度を同時に検出し、センサ間の位置ずれなく高精度な3次元ベクトルを映し出します。

 

1つの磁気センサを使用した3軸磁気プローブ

磁気測定は、磁気センサの位置、角度のズレが測定値に多大な影響を与えます。
MTXは、従来、目視で行なうしかなかった磁気センサの位置決め、角度補正を自動化。
この特許技術により、人による測定誤差をなくし、測定の再現性、信頼性が飛躍的に向上しました。

高精度な測定が可能なので、磁場解析結果との実測比較にも多く使用されております。

多彩な表示機能、測定後の解析を可能に

アイエムエスのマグネットアナライザーは、円筒形磁石の回転測定、平面磁石の直線測定を両方行うことができます。

表示・解析機能も多彩、2Dグラフや3Dグラフ、ベクトルマップ等々、様々は表示機能を搭載しております。

 

代表的な表示機能

2Dグラフ

測定結果を1ラインごとにグラフ表示する機能です。

3D測定データのような複数ラインの場合でも、各ラインごとにグラフ表示ができます。

さらに成分抽出機能を使用すれば、各ラインごとの指定成分のみを一括表示します。

 

ピークリストにより、各極のピーク値、ピーク位置、極幅や、NS最大・最小・平均値の確認ができます。

 

1円筒形磁石測定結果 2平面磁石測定結果 3平面磁石成分抽出

(画像1:円筒形磁石測定結果例 画像2:平面磁石測定結果例 画像3:平面磁石Z成分抽出)

 

3Dグラフ

1ラインの測定をピッチをずらしながら行うことでマッピング測定をします。

その結果を3Dで表示可能です。

視点を自由に変えることができます。

 

4マグネットアナライザー円筒形磁石3D測定 5マグネットアナライザー円筒形磁石3D測定2

(画像4:円筒形磁石軸方向マッピング結果径方向成分  画像5:視点変更後)

 

6マグネットアナライザー平面コンター表示斜め 7マグネットアナライザー平面コンター表示上部

(画像6:平面磁石表面マッピング結果Z成分  画像7:視点変更後)

 

ベクトルマップ

各ライン測定のベクトルマップを表示します。

詳細値はCSVの生データからの測定が可能です。

8マグネットアナライザーベクトル測定結果  9マグネットアナライザーベクトル測定結果2

(画像8:円筒形磁石径方向マッピング測定 画像9:視点拡大)

10マグネットアナライザーベクトル表示

(画像10:平面磁石表面ベクトルマップ)

11マグネットアナライザーベクトル表示2

(画像11:平面磁石表面ベクトルマップ表示切替)