着磁ヨーク・空芯コイル製品紹介

~着磁ヨーク製作へのこだわり~

すべては理想の着磁波形のために

お客様にはそれぞれ理想の着磁パターンがあります。その着磁パターン・着磁波形を決定する重要な要素、それが着磁ヨークです。着磁ヨークの製作仕様によって、着磁の性能は大きく変わります。着磁の性能はお客様の製品性能やランニングコストにも影響を与えます。
着磁性能がお客様の製品性能に大きく関わっているのです。

内周着磁ヨーク 

アイエムエスは「着磁のスペシャリスト」として、高性能な着磁ヨーク・着磁技術をご提供するためにすべてにこだわりを持って製作をを続けてまいります。

アイエムエスが可能にした品質向上スパイラル

着磁シミュレーション後、実際に着磁ヨークを製作、完成したヨークで着磁・高精度磁界測定を行ない評価、改善点を見出しシミュレーションを行ないヨークの製作、着磁・・・・・・・・
と、アイエムエスだからこそ出来るスパイラルによってお客様と理想の着磁を求めた改善を可能にしました。
この品質向上スパイラルによってお客様の製品性能向上のお力になります。

着磁ヨーク製作のPDCAサイクル

~着磁ヨーク/コイル 製作例~

お客様に合わせたオーダーメイド製作

お客様によって着磁したいものやお悩みはさまざまです。

アイエムエスでは色々な着磁ヨークの製作が可能です。

外周着磁ヨーク・内周着磁ヨーク・内外周着磁ヨーク・平面着磁ヨーク・両面着磁ヨーク・空芯コイル等々

 

他でできないと断られた案件も、アイエムエスで解決できた事例は多数あります。

 

過去に製作した着磁ヨークの一部をご紹介します。

フェライトからアルニコ、サマコバ、ネオジに至るまで、高性能な着磁ヨーク・コイルを製作しています。そのすべてをご紹介することはできませんが、代表的な着磁ヨーク・コイルを掲載いたしました。

空冷式空芯コイル(縦穴)空芯コイル

水冷式空芯コイル(横穴)空芯コイル

中型サーボモータ用

中型サーボモータ用外周着磁ヨーク

小型サーボモータ用サーボモータ用着磁ヨーク

ステッピングモータ用ステッピングモータ用着磁ヨーク

発電機用

発電機用内周着磁ヨーク

磁気センサ用磁気センサ用平面着磁ヨーク

フラットモータ用フラットモータ用平面着磁ヨーク

発電機用

発電機用多極内周着磁ヨーク

マグネットシート用マグネットシート用平面着磁ヨーク

ファンモータ用ファンモータ用着磁ヨーク

コンプレッサ用コンプレッサ用外周着磁ヨーク

マグネットギヤ用マグネットギア用着磁ヨーク

HEVモータ

HEVモータ用外周着磁ヨーク、押上げ機構付き

未掲載製品多数有り、どうぞお気軽にお問い合わせください。

~アイエムエスの着磁ヨーク 5つのこだわり~

  1. 着磁ヨーク専門家としてのノウハウと磁場解析ソフトを合わせた着磁パターンのコントロール

    着磁ヨークに求められる一番の性能は、希望通りの着磁ができるかということです。特に、モーターやアクチュエーター、センサ等に関しては着磁パターンの影響は絶大です。現在、製品の小型化・高性能化に伴って、よりシビアな着磁パターンのコントロールが必要とされています。

    アイエムエスでは、最適な着磁波形を出す為に、常に1/100mmまでヨークの形状を徹底的に吟味し設計しております。さらに磁場解析ソフトを使用することで、着磁ヨークから出る磁場の最適化を行ないます。

    着磁ヨークの専門家として得てきたノウハウと、最新のテクノロジーが最も活躍するところです。

  2. 耐久性

    着磁ヨークは生産機器ですから、その耐久性は直に製造コストに結びついてきます。ヨークの耐久性を向上させることでお客様の製造コストを下げることができ、同時に大きな信頼を得ることにもつながります。

    そこで、アイエムエスでは、ヨークの耐久性能の重要さを認識し、日々研究しております。着磁ヨークの耐久性には、その発熱が大きく関係しております。当社では、

    1. 熱を出さないために、より小さいエネルギーで着磁が出来る、効率の良いヨークを設計すること
    2. 熱を逃がす為に、放熱効率の良い形状に設計し、水冷装置、空冷装置もあわせて検討すること
    3. 熱に耐えるために、巻線の線種、モールド材の選択に徹底的にこだわること

    を常に念頭におき、その耐久性を日々向上させております。

  3. 補修性

    壊れた着磁ヨークは出来るかぎり補修し再利用することによって、お客様のコストの低減にお役に立てると考えております。その為、なるべく補修が出来るようにヨークを設計しています。

    例えば、ヨークの磁極部分と水冷部を別パーツに、着磁ヨークがパンクした場合は、磁極だけを交換し、水冷部品は再利用します。こうすることによって、新品のヨークよりお安くご提供することが出来るのです。

  4. 作業性

    特に量産用の着磁ヨークでは、作業性の良さと確実性が重要なファクターとなります。ワークが設置しにくかったり、着磁後の取り除きが大変だったりすると使えません。また、ワークの設置の仕方が悪いと着磁不良が出てしまいます。

    当社では、この点も充分に考慮してヨークを設計しております。
    手動の取り出し冶具から、シリンダーを使った自動装置。エアーを使ったワンタッチイジェクト。
    各種センサーによるワークの検出など様々なアイディアと技術により、作業性を向上させています。

  5. 自社製作

    着磁ヨークの性能は製造者の技術によって大きく左右します。細い溝に電線を傷つけずに入れていく巻線作業は、電線の特性を理解し、多くの経験を積んだ職人ならではの技術が必要です。

    この電線の入れ方一つで、性能・耐久性に大きな差が出ます。 その為、着磁ヨークの製作を外注業者に委託するわけにはいきません。

    アイエムエスでは、お客様の意向を営業から設計・製造まで一貫して理解し、満足のいく着磁ヨークを製作するために、巻線からコーティング、仕上げ加工、出荷検査まで全て自社工場にて行っております

着磁ヨークについてお悩みの方は是非一度アイエムエスへご相談ください。

着磁率を上げたい耐久性を改善したい、ピッチ精度を良くしたい、コギングに困っている等々、貴社をお悩みをお教えください。

他社で改善できなかったことを、アイエムエスと一緒に解決しませんか?

まずはお気軽にお問い合わせください。

~着磁ヨーク製作をご検討のお客様~

着磁ヨーク検討に必要なもの

着磁ヨークの検討に必要な最低限の情報は、

・着磁対象物の形状、寸法

・極数

・マグネットの簡単な情報

になります。

この内容で着磁ヨークの検討が可能です。

さらに、『耐久性が低く困っている』『着磁率を増やしたい』『ピッチ精度を上げたい』『発熱に困っている』等々、

現在お困りのことがあればお気軽にお申し付けください。

かんたんお問い合わせフォームはこちら