磁気測定が初めての方へ

磁束密度・磁界強度 単位換算ツール

磁束密度(ガウス・テスラなど)と磁界強度(エルステッド・A/mなど)の単位を、まとめて相互換算できるツールです。
ガウス[G]からテスラ[T]、エルステッド[Oe]からアンペア毎メートル[A/m]といった変換を、数値を入力して単位を選ぶだけで、各単位への換算値を一覧で表示します。
着磁装置や磁気測定の現場では、図面・カタログ・測定器によって磁気の単位が異なることが少なくありません。
単位が混在して比較しづらい場面で、本ツールをご活用ください。

 

磁束密度・磁界強度 単位換算ツール

数値を入力し、単位をプルダウンから選んで「換算する」を押してください。各単位への換算結果を一覧で表示します。

磁束密度 Magnetic Flux Density
単位換算値
磁界強度 Magnetic Field Strength
単位換算値

換算の前提について
磁束密度(G・T など)と磁界強度(Oe・A/m など)は本来別の物理量であり、両者が比例の関係で結ばれるのは真空(空気)中に限られます。 鉄などの磁性材料の内部では透磁率が変化するため、この比例関係は成り立ちません。 本ツールは真空(空気)中を前提として計算しており、その条件のもとで 1[G] を 1[Oe] として扱っています。
なお、本ツールは換算結果の正確性を保証するものではありません。実際の設計・測定にあたっては、あくまで参考値としてご利用ください。

磁束密度・磁界強度 単位換算ツール

磁束密度と磁界強度の違い

磁束密度と磁界強度は、どちらも磁気の強さを表す量ですが、意味が異なります。磁束密度(記号 B)は、ある面を垂直に貫く磁力線の密度を表す量で、単位にはテスラ[T]やガウス[G]を用います。1テスラは1万ガウスに相当し、SI単位ではテスラ、CGS単位ではガウスが使われます。

一方、磁界強度(記号 H)は、磁界を生じさせる原因の大きさを表す量で、単位にはアンペア毎メートル[A/m]やエルステッド[Oe]を用います。コイルに流す電流や巻数から決まる量で、材料に加える「磁化力」としてイメージすると分かりやすいでしょう。

空気(真空)中では、磁束密度 B と磁界強度 H は B = μ₀H(μ₀ は真空の透磁率、4π×10⁻⁷ T·m/A)という比例関係で結ばれます。このため空気中では 1ガウス[G] を 1エルステッド[Oe] として扱うことができます。ただし鉄などの磁性材料の内部では透磁率が大きく変化するため、この比例関係は成り立ちません。

本ツールで扱う磁気単位

磁束密度の単位

テスラ [T](SI単位)
ミリテスラ [mT]
マイクロテスラ [μT]
ガウス [G](CGS単位)
キロガウス [kG]

磁界強度の単位

アンペア毎メートル [A/m](SI単位)
ミリアンペア毎メートル [mA/m]
キロアンペア毎メートル [kA/m]
エルステッド [Oe](CGS単位)

代表的な換算値の早見表

覚えておくと便利な、磁気単位の代表的な換算値です。

換算
1 テスラ [T] = 1,000 mT = 1,000,000 μT
1 テスラ [T] = 10,000 ガウス [G] = 10 キロガウス [kG]
1 ガウス [G] = 0.1 mT = 100 μT
1 ガウス [G] = 1 エルステッド [Oe](空気中)
1 テスラ [T] ≒ 795.775 kA/m ≒ 795,775 A/m(空気中)
1 エルステッド [Oe] ≒ 79.5775 A/m(空気中)
1 キロアンペア毎メートル [kA/m] ≒ 12.566 ガウス [G](空気中)

※磁束密度と磁界強度をまたぐ換算は、いずれも空気(真空)中を前提としています。

単位換算ツールの使い方

1. 「数値」欄に、換算したい値を入力します。

2.「単位」のプルダウンから、入力した数値の単位を選びます。

3.「換算する」ボタンを押すと、磁束密度・磁界強度の各単位への換算結果が一覧で表示されます。

たとえば、測定器が「5000ガウス」と表示している値をテスラで知りたい場合は、数値に 5000、単位にガウス[G]を選んで換算すると、0.5テスラ[T](=500mT)と確認できます。

ご利用にあたっての注意

本ツールでの磁束密度と磁界強度の相互換算は、すべて空気(真空)中を前提としています。

磁性材料の内部など、透磁率の異なる条件では換算値が実際と一致しません。また、本ツールは換算結果の正確性を保証するものではありません。

実際の設計・測定にあたっては、あくまで参考値としてご利用ください。

よくある質問

Q. 磁束密度と磁界強度の違いは何ですか?

A. 磁束密度(記号B、単位はテスラ[T]やガウス[G])は、ある面を貫く磁力線の密度を表す量です。

一方、磁界強度(記号H、単位はA/mやエルステッド[Oe])は、磁界を発生させる原因の大きさを表す量です。空気(真空)中では B=μ₀H の関係で結ばれます。

Q. 磁束密度と磁界強度の違いは何ですか?

A. 1ガウスは0.0001テスラ(1×10⁻⁴ T)です。言い換えると、1テスラは10,000ガウスに相当します。

Q. 1テスラ[T]は何ガウス[G]ですか?

A. 1テスラは10,000ガウス(=10キロガウス)です。

ミリテスラでは1,000mT、マイクロテスラでは1,000,000μTになります。

Q. ガウス[G]とエルステッド[Oe]は同じ値ですか?

A. 空気(真空)中では、1ガウスを1エルステッドとして扱えます。

ただし磁束密度と磁界強度は本来別の物理量であり、鉄などの磁性材料の内部ではこの関係は成り立ちません。

Q. エルステッド[Oe]はアンペア毎メートル[A/m]にどう換算しますか?

A. 空気中では、1エルステッドは約79.5775アンペア毎メートル(A/m)です。1000÷(4π)で求められます。

Q. ミリテスラ[mT]とガウス[G]の換算は?

A. 1ミリテスラは10ガウスです。

逆に1ガウスは0.1ミリテスラ(=100マイクロテスラ)になります。

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