ソフトウェア紹介

多彩なソフトウェア表示・解析機能

縦軸に磁束密度、横軸を位置とした最も基本的な2Dグラフは、多彩な解析機能を装備しております。最大50本まで重ね表示が可能で、拡大/縮小/移動も自由自在。 2本のカーソルを使用し詳細なデータの読み取りも簡単です。

2D/3D測定データは測定位置毎にスライス番号、ライン番号によって管理し、それらを瞬時に切換えて抽出表示することが出来ます。
また、測定ライン毎の表示の他、各成分毎に抽出して重ね書するなど、用途に応じて自由に切換えることが可能です。
よって、複数の位置で測定されたデータをシームレスに表示・比較することが可能です。

2次元領域における磁束密度分布の表現に優れた3Dグラフや、磁気の方向を把握しやすいベクトルマップなど、従来機に搭載されていた技術はそのままに、 CT画像のように断面を選択して表示を切り替えることができる機能が追加されました。
これにより、空間領域で測定したデータから、自由に断面を選択してグラフ表示が可能となり、空間における磁界の変化を感じることができます。
また多極マグネットの評価に有用な、各極の「最大値/位置/極幅/面積/ゼロクロス点」などをリスト化した
「ピークリスト」も装備しています。

磁気センサの位置を常に検知

本体側にて磁気センサの位置座標を常に検知・管理しています。
自動運転中はもちろん、JOG運転時にも座標を管理しているため、自由に磁気センサを動かしても、いつでも現在地を知ることが可能です。

ソフトウェアからの移動指示は、現在位置からの距離を指定する「距離移動」の他、目標座標を直接指定する「座標移動」を装備しており、より簡単に目標座標へ移動することが可能となりました。
更に、メカニカル原点も装備しているため、装置を再起動した場合にも一度原点復帰を行えば、再び同じ座標にて運転可能です。

1台で様々な測定物、測定内容に対応

MTX-6Rは、測定物を回転しながら計測する回転測定と、測定物を固定した状態で、磁気プローブを直線的に動かしながら計測する直線計測の双方に対応しています。
どちらの測定も1D(1ライン)の計測から、2D(面)計測、3D(空間)計測、及び、測定位置を個別に設定可能な任意多点測定に対応しており、1台で様々なマグネットの測定に対応出来ます。
全ての測定結果は、1つのファイルに保存され、2Dグラフ、3Dグラフ、ベクトルマップ等を瞬時に切換えて表示することが可能になりました。

測定内容
1D 2D 3D 任意多点
回転測定
直線測定

測定プロファイルの保存・読込が可能

測定内容の詳細が記されたデータ、それが「測定プロファイル」です。
従来は、ソフトウェアの起動毎に測定内容を手入力する必要がありましたが、MTX-6では測定プロファイルを保存・読込が可能となり、入力の手間を省くとともに、入力ミスを抑制することが出来ます。

検討中の方へ
ユーザー様の声を聴きました

MTXを導入いただいたお客様のすべてが測定結果に満足いただいております。
磁石を扱う様々な方からの声を記載しております。

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