ME6シリーズ

誰でも簡単に

オールインワンマグネットアナライザー

ME6シリーズは、
工場での品質検査に最適なマグネットアナライザーで、コストパフォーマンスと、使い勝手を磨き上げたモデルです。
主に、円筒形マグネットやディスク型マグネットの磁束密度波形の集録・検査にご使用いただけます。

「誰でも簡単に」

測定プロファイルを開いて、スタートをクリックするだけ。あとは自動で磁気センサが移動して測定、集録、判定、保存を行います。

日々繰り返される品質検査の
労力を最小限に

①まずはワークを設置

専用設計だから、座ったままで
ワークの設置も楽々♪

②STARTボタンを押すだけ!

キーボードもマウスの操作も不要。
STARTボタンを押すだけ。

③測定・判定・保存は自動

④ワーク交換も楽々

測定が完了すると
磁気センサは待機位置へ自動的に移動。
ワーク交換の邪魔になりません。

特長

Key feature

測定プロファイル形式


ボタンを選択して、必要な数字を入力するだけ。
簡単に測定内容を設定することが可能です。

一度、作成して保存すれば、次回からは測定プロファイルを読込むだけで設定が完了します。

座標制御機能


磁気センサの位置を常に検知。メカ原点を備えているので、再起動しても座標は維持されます。

誤差要因となる目視での位置調整をする必要がなく、再現性の高い測定が可能です。
また、測定プロファイルに「測定開始座標」や「プローブ待機座標」を入れることが可能で、測定後は自動的にプローブが退避します。
※ME6-0Rを除く

自動保存機能


自動保存機能を使えば、測定完了後に、自動的に指定されたフォルダにデータを保存します。
保存されたデータは、EXCEL等の計算ソフトでもそのまま開けますので、
プライベートな解析にもご使用いただけます。

解析・判定機能


ME6シリーズには、標準で多彩な解析機能が備わっています。
ピーク値、極幅、面積、ゼロクロス点が代表的で、全極の最大値、最小値、平均値、差分値等も自動計算されます。 その解析値に対して、上下限の閾値を設定することが可能です。
判定機能を使用した場合には、測定完了時に「OK」又は「NG」の結果を表示します。
また、自動保存機能を同時に使用した場合、ファイル名に「OK」又は「NG」が追記されて保存されます。

設置も楽々


幅48cm×奥行53cmの床面積があれば設置できます。この小さなスペースに、駆動部、制御盤、磁気集録部、PC、ディスプレイ、キーボードがすべて組み込まれています。
キャスター付きで移動も楽々。
他に、設置台やパソコンデスクを用意する必要もありません。

磁気センサの位置決め治具も付属


磁気センサの位置を回転台の中心に合わせる、簡易位置決め治具が付属します。
磁気センサの設置位置誤差を最小限に抑えると共に、回転台の中心を原点とした、 わかりやすい座標を構築できます。
※ME6-0Rを除く

多彩な表示・解析機能


上位機種となるMTXと同様の高機能な表示・解析機能を搭載しています。
メインとなる2Dグラフには最大50本のグラフを重ね書きが可能なほか、拡大・縮小も自由自在です。2次元領域の分布表示に便利な3Dグラフに加えて、磁界の傾きを表現可能なベクトルマップも標準搭載しています。

2次元領域の磁束密度分布表示に便利な3Dグラフも標準装備。
外周・内周測定の結果表示に最適な3Dグラフと、
端面測定の結果表示に最適な3Dグラフ(円)の2種類を用意しています。


3軸磁気センサを使った計測では、磁気の強さだけでなく、方向の算出が可能です。

1軸磁気センサでも、3軸磁気センサでも


ME6シリーズは、1軸磁気センサと、高性能な3軸磁気センサのどちらにも対応しています。
用途に合わせて、磁気プローブを選択可能です。

アキシャルプローブ SPA-560M


アキシャルプローブは、測定物の外周面・端面の測定に適しており、磁気センサ部が固定されているため、
座標制御との相性が良く、再現性が高いのが特長です。
同じ測定を繰り返し行うような場合は、アキシャルプローブが最適です。

型式 SPA-560M
感磁方向 アキシャル
感磁領域(mm) □0.1
先端部寸法(mm) Φ5×L60
適した測定領域 外周 / 端面

トランスバースプローブ SPF-350M


トランスバースプローブは先端が薄く、しなる構造をしており、
測定物の外周面、内周面、端面、隙間のすべてに対応可能と、利用範囲が広いのが特長です。
その反面、プローブがしなってしまうことで、磁気センサの位置が変わりやすく、座標制御との相性が悪いことから、再現性が重要となる測定には不向きです。

型式 SPF-350M
感磁方向 トランスバース
感磁領域(mm) □0.1
先端部寸法(mm) W3×L50×T0.5
適した測定領域 外周 / 内周 / 端面 / 隙間

3軸磁気プローブ TP-240


TP-240は、3方向の磁束密度を同時に集録可能な「1チップ3軸磁気センサ」を搭載した3軸磁気プローブです。 測定物の外周面・内周面・端面・隙間の測定をこれ一本で対応可能な他、 磁界の方向(角度)を算出することも可能です。 プローブの先端はセラミック材のため、薄い構造でも、しなりがなく、座標制御との相性が良いのが特長です。

型式 TP-240
感磁位置(mm) "測定面から 0.3±0.1
先端から0.35±0.1"
感磁領域(mm) Bx,Bz:0.15×0.15×0.1
By:0.03×0.03×0.05
先端部寸法(mm) W2×L40×T1.1
相対角度誤差 ±1°以下
適した測定領域 外周 / 内周 / 端面 / 隙間

測定種

型式 ME6-XZR ME6-XR ME6-ZR ME6-0R
回転-1D
回転-2D
回転-3D
回転-任意多点
直線-1D
直線-2D
直線-3D
直線-任意多点

〇:対応  △:制限付き ×:対応していません

測定内容
1D 2D 3D 任意多点
回転測定
直線測定

仕様

型式 ME6-XZR ME6-XR ME6-ZR ME6-0R
自動移動機構 左右・上下・回転 左右・回転 上下・回転 回転
回転分解能 0.02°(18000P / rev)
回転位置決め精度 ±30秒以下(無負荷同一方向回転)
X軸ストローク / 分解能 130mm / 0.001mm
Z軸ストローク / 分解能 130mm / 0.001mm 130mm / 0.001mm
手動メカニカルステージ XYZ各軸±30mm
対応ワーク 円筒形 最大Φ150mm
チャック把握可能軸径 外径把握 Φ1~Φ32mm
内径把握 Φ12~Φ70mm
集録データ 1軸磁気センサ:Bx
3軸磁気センサ:Bx,By,Bz
自動計算データ 位置座標(X,Y,Z)、3軸合成値、偏角(θxy,θxz,θyz)、伏角
測定精度 読取値の±0.5%±0.3mT
測定範囲 1軸磁気センサ:±0.1mT~±2000mT
3軸磁気センサ:2T仕様 ±0.1mT~±2000mT
3磁気センサ:200mT仕様 ±0.04mT~±200mT
入力電源 AC100±10% 50/60Hz 3A

外形寸法

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磁石を扱う様々な方からの声を記載しております。

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