#03「着磁電源」ってどんなもの?

着磁電源は、あまり一般的な装置ではないので、知らない方もたくさんいらっしゃると思います。
そういった方の為に「着磁電源とはどんなものなのか」簡単に説明しています。

磁性材料を着磁するためには、その材料の外部から高磁界をかけることが必要です。高磁界を発生させるには、着磁ヨークや着磁コイルなどに巨大な電流を流さなくてはなりません。場合によっては、30KA以上もの電流が必要となります。

そんな巨大な電流を発生させるための装置が「着磁電源」です。
着磁電源には大きく分けると2つのタイプがあります。電流を直流的に発生させる直流タイプと、瞬間的に発生させるパルス電流タイプです。

後者の方が、構造的に安価に製作できる為、現在の着磁電源の主流となっており、通常着磁電源といえばパルス電流タイプを指します。

その原理は、まずコンデンサにエネルギーを充電し、たっぷり溜まったところで一気に放電するというもので、ダムの水を一気に放流するようなイメージです。
この構造から「コンデンサ式着磁電源」とも呼ばれています。

高速パルス着磁電源HSPシリーズ